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トッキー
2018.8.21 11:08その他ニュース

ライジング「女医の現実と女性差別」感想

門弟メーリスからの
ご意見紹介です!

 


 

東京医大の女子一律減点の
ニュースを聞いたとき、
本当に腹が立ちました。
医学部を目指して猛勉強して
合格ラインに達していたのに
「女性だから」という理由だけで
落とされた女子学生の気持ちを
思うと本当にやるせない気持ちに
なりました。

でもそこで、西川史子さんのコメントや
木蘭さんのライジング記事を読みました。
その言葉、文章には、うなずかざるを
得ない現実味と説得力がありました。

私の母は看護師をしています。

身近な人の現場の声。
聞かない理由はありません。

今まで 働いた病院で、外科、脳外科、
整形外科の女医に会ったことが
あるか訊いて みました。
答えはゼロ。
どうしてだと思う?と訊いたら
「過酷だからじゃない?」との
答えでした。

勤めていた私立病院の小児科の
女医さんが出産後に復帰した時は、
お母さんが子供を預かってくれてる時間、
週3日、10~15時というパートタイム勤務で
しのいでたけど、子供の医療費が無料に
なって小児科に患者が溢れてる現在
だったらあの働き方は通用しないかもね
とも言っていました。

妹が心臓の手術をした時のことも。
ダウン症の妹には先天性の心疾患があり、
体力がつく5歳の誕生日を待って
手術を行いました。
担当の男性医師が数日間泊まり込みで、
手術だけでなく術前術後の経過観察を
しっかりしてくれてたと初めて聞きました。
あんな 勤務は女医さんでは
難しかったかもねと。

母は2歳下の弟が小学校に上がる
タイミングで病院勤務を辞めた後は
公立保育所に長く勤務していました。
定年退職して68歳になる今も保育に
関わる現場で看護師を続けています。
自分がそもそも仕事好きだし、
女性が子供を預けて働き続けることに
肯定的ですが、病院という現場を
知っているからか、外科医に女性が
少ないことをむしろ当然と考えています。
医学部の女子一律減点も
やむなしと言っていました。

個人的な思いとしては、
仕事を続けたいと望む女性が、
仕事と出産・子育てを両立しやすい
職場が増えて欲しいという
理想は持ち続けたい。
でも無視できない現場の
厳しい現実がある。

せめて、よしりん先生 の言うように、
入試の段階で志望科ごとの定員を
設けるなどして、医療の現場を志す
女子学生の気持ちを無碍に
しないでほしいと切に願います。

ライジングでの木蘭師範の女医問題続編、
「海外では…」を楽しみにしてます!
(savaさん)

 


 

現場の声は貴重です!
現場の厳しい現実を直視した上で、
イデオロギーに陥らず、
実現しうる最も理想的な方法は何かを
考え続けなければならないですね。

トッキー

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